絵里「奇策でハラショー!」凛「生徒会長さん!?」

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絵里-アイキャッチ1
1: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:23:17.68 ID:Nn6tts8G.net
花陽「アイドルへの想いは誰にも負けないつもりです!」

絵里(…高坂さんたち三人だけだったスクールアイドルに、一年生が三人も入部してしまった)

『思いつきで行動したところで、状況は変えられないわ』
『やるったらやる!』

『どうするつもり?』
『ここを満員にしてみせます!』

『生徒は全く集まりませんでした。スクールアイドルの活動はマイナスだと思います』
『全然人気がないわけじゃないみたいですよ』
『誰かが撮ってたんやなー?』

絵里(…私が何を言っても、高坂さんたちは反発して勢いを増すばかり…理事長まであの子たちの活動に理解を示し始めているし)

希「エリち。どうしたん?…難しい顔して」

絵里「別に…なんでもないわ」

希「何か悩んでるんやない?…廃校の件?」

絵里「それもあるけど…」

希「ふーん…」スッ

絵里「…なによ?」

希「ウチにはわかるんよ。エリちの気持ちをカードが教えてくれる」

絵里「そんな占いなんかで…」

希「大アルカナの0番、愚者の逆位置」

絵里「…それが何だっていうの?」

希「愚者は自由の象徴や。愚かだと笑われても、やりたいことをやりたいようにやる。…だけどカードは逆さまだから、その逆。エリちの気持ちは“執着”」

絵里「執着って…私は音ノ木坂が好きだから。それだけよ」

希「エリちが執着してるのは音ノ木坂だけなん?」スッ

絵里「…何が言いたいのよ」

希「二枚目のカードは、大アルカナの10番“運命の輪”の逆位置。“誤算”ってとこかな」

絵里「…」

希「エリちの行動が裏目に出るんは、なんでやと思う?」

絵里「そんなこと…」

希「運命の輪は“輪”やから…本当は上下が逆さまでも同じなんよ。誤算って、必ずしも悪い結果だけやないし」クルッ

絵里「つまり…相手の予想外の行動をとればいいの?」

希「さあ、どうかな。それはエリち自身が考えてみて」

絵里(正攻法ではなく、奇策か…やってみる価値はありそうね)

元スレ: 絵里「奇策でハラショー!」凛「生徒会長さん!?」

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2: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:25:12.44 ID:Nn6tts8G.net
『アイドルなんて無理だよ…凛は可愛くないし』

絵里(…星空凛。自主的にアイドルになるようなタイプではない…小泉さんに付き合った形で、六人の中では意志は弱い)

『凛には似合わないよ…髪だってこんなに短いし、女の子らしくもないし』

絵里(彼女から揺さぶって崩していくのが良さそうね)

絵里(考えるのよ。今までとは違う斬新な方法…相手の予測が及ばない奇策を!)

穂乃果「部員が五人以上になったので、再申請に来ました」

絵里(今頃?…二週間も前に六人になったのに、向こうも奇策のつもり?)

絵里(それなら…私も奇策で迎え撃つわ!)

絵里「言ったはずよ。五人以上になっても認めるわけにはいかないと…あなたたちの申請を受けるつもりはないわ」

海未「ですが規則は規則です。申請の却下には正当な理由が必要なのでは?」

絵里「あなたたちの申請は受けないけれど…あなたたち以外なら考えてもいいわ」

ことり「私たち以外…?」

ガチャ

凛「失礼します」

希「えーと…(また)アイドル部設立の申請書やね」

凛「はい。先輩たち以外なら承認してくれるって聞いたので…」

『…どうする?』
『あまり時間を無駄にできませんし、誰か一人が代表で持って行くのが無難でしょうね』
『真姫ちゃんと花陽ちゃんは体力的にまだまだたくさん練習が必要だし…』
『そうね。じゃあ一年の代表は凛でいいんじゃない?』

絵里「この申請書に認印が欲しいのね?」

凛「はい。お願いします」

ポン

凛(意外とあっさりハンコ押してくれたにゃ♪)

パタン

穂乃果「ど、どうだった?凛ちゃん」

凛「認めてくれましたよ!ほら♪」

ことり「わあ、すごーい♪」

海未「どういう風の吹き回しでしょう…ん?」

真姫「何してるの?」

花陽「申請、通ったんですか?」
4: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:27:58.25 ID:Nn6tts8G.net
海未「こ、これは…よく見てください!このハンコ…」

ことほのまきりんぱな「えっ」

穂乃果「不…合格?」

真姫「な、なにこれ…認印じゃないわよ!?」

凛「まぎらわしいにゃ><」

花陽「不合格ってことは…」

ことり「認める気はない、ってことだよね…」

絵里(ふふふ…戸惑っているようね。作戦は成功だわ)

真姫「こんなふざけた真似して…生徒会は私たちをバカにしてるの!?」

穂乃果「お、落ち着いて真姫ちゃん。とにかく、もう一回行ってみようよ」

花陽「じゃあ、今度は私たち三人で行ってみようか…」

凛「うん」

コンコン

花陽「あ、あれ?…あのー。誰かいませんかー?」

真姫「もう!勝手に入りますよ!」ガチャ

凛「…誰もいないにゃ」

花陽「イエニカエッチャッタノ!?」

真姫「なんでそんな早く帰るのよ!怠慢だわ!鍵もかけないで…」プンプン

凛「にゃ?…机の上に何か置いてあるよー?」

花陽「ホントだ…何だろう?」

真姫「何かの箱みたいだけど…」

凛「あ。μ's様って書いてあるよー?」

花陽「生徒会の人が私たちに…?」

真姫「何よそれ…どうするの?」

凛「開けてみるにゃ♪」ベリッ

花陽「え?…勝手に開けちゃっていいのぉ?」

真姫「いいんじゃない?私たち宛なら…」

凛「えいっ」パカ

ピョーン

凛「に゙ゃぁ!?><…な、な、なにー!?」
7: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:29:42.45 ID:Nn6tts8G.net
真姫「…カエル?」

花陽「カエル…だね」

凛「うぅ…ホントだ。なんで箱の中にカエルさんが…」

絵里(ふふ…驚いてる驚いてる。うまくいったわ)クス

花陽「外に逃がしてあげよう」

真姫「…そうね」カミノケクルクル

ピョコ

凛「ばいばい。カエルさん♪」

真姫「っていうか何なのよ…まるで子供のイタズラね」

花陽「生徒会の人がやったのかなぁ…」

凛「いないんだからしょうがないよ。凛たちも帰ろ」

【昇降口】

モブ二年(生徒会)「あ、星空さん」

凛「えっ。はい…何ですか?」

モブ二年「ちょっと星空さんだけ生徒会室に来てほしいんだけど…」

真姫「生徒会の人ですか?…何なんですか、あのカエル!」

モブ二年「へ?…かえる?」

凛「知らないっぽいにゃ」ヒソヒソ

花陽「この人の仕業とは限らないんじゃ…」ヒソヒソ

真姫「それもそうね…あんなイタズラしそうなのは…生徒会長か副会長?」

モブ二年「えーと…とりあえず星空さん、生徒会室に行ってくれる?」

凛「あ、はい」

真姫「まったく…用があるなら最初から居ればいいのよ」

花陽「しーっ。聞こえてるよ…」

真姫「でも何なのかしら…凛にだけ用事なんて」

花陽「さあ…?」
10: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:31:56.97 ID:Nn6tts8G.net
【生徒会室前】

凛「んー?(今度は大きい箱がある…なんだろ?)」

凛(またカエルさんが入ってたり…?)トントン

凛(カエルさんなら、びっくりして跳ねたりするよね…何も音はしないみたい)

凛「お、重くて持ち上がらない…にゃ」グググ

ベリッ

「ハラショー!!」バリバリ

凛「に゙ゃぁー!?><」

【外】

ことほのうみまきぱな「!?」

穂乃果「今のは…」

花陽「凛ちゃんの声!?」

真姫「行くわよ花陽!」ダッ

花陽「う、うん!」タタッ

【再び生徒会室前】

凛「…び、びっくりしたにゃ…なんで、生徒会長さんが…箱の中から…」

絵里(いいリアクションだったわ…ふふふ、大成功ね♪)

凛「あ、あのー。凛に何か」
「凛!」「凛ちゃん!」タタタ

凛「真姫ちゃん、かよちん…どうしたのー?」

真姫「どうしたのって、こっちのセリフよ!」

花陽「凛ちゃんの悲鳴が聞こえたから、急いで来たんだけど…」

凛「えー?…凛は、生徒会長さんが急に出てきたからびっくりしただけだよ?」

真姫「そんなことで…まぎらわしいのよ」ハァ

花陽「生徒会長さんが凛ちゃんを呼んだんですか…?」

絵里「ええ。そうよ」

真姫「そういえば、さっきのカエル…どういうつもりですか?ご丁寧に箱に宛名まで書いて…」

絵里「何の話?」

真姫(とぼけてる?…それとも副会長のイタズラ…?)

『まだ発展途上といったところやなぁ』

真姫(…あり得る。副会長のほうがそういうキャラよね)
17: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:37:45.60 ID:Nn6tts8G.net
凛「それで、凛に何のご用ですかー?」

絵里「あなたたち…ブルキナファソを知っているかしら?」

真姫「は?」
りんぱな「え?」

絵里「ブルキナファソよ。…知らないの?」

凛「ぶ、ぶる…ふぁそ?」
真姫「知ってますよ、それくらい。国の名前でしょ」

絵里「小泉さんと星空さんは?」

花陽「私も聞いたことはありますけど…」

凛「凛はわかりません><」

絵里「話にならないわね。じゃあ宿題にしておきましょう。星空さんはブルキナファソのことを調べておくように」

凛「は、はあ…」

真姫「それと私たちと何の関係があるんですか!?」

花陽「えっと…宿題をしてきたら私たちの部活申請を受けてくれるんですか…?」

絵里「それは結果次第ね。やらなければ絶対に認めないのは確かだけど」スタスタ

真姫「ちょっと!」

花陽「まあ、でも…そんなことで認めてくれるんだったら、やったほうがいいよね」

凛「う、うん…?」

真姫「でもなんでブルキナファソなのよ…イミワカンナイ」

絵里(ふふふ、だいぶ戸惑っていたわね。私の繰り出した奇策はことごとく成功…やっぱりこれからは奇策で攻めることにしましょう)

希(エリち…それはもう奇策というより奇行や。こんなんで廃校が防げるんかなぁ…)

【絢瀬家】

絵里「次は、これでいこう…フフフ」

亜里沙(お姉ちゃんが何かブツブツ呟きながら一人で笑ってる…学校で何かつらいことがあったのかなぁ)クスン
24: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:40:01.28 ID:Nn6tts8G.net
【翌日】

にこ「…」

穂乃果「あなたがアイドル研究部の部長?」

バタン

穂乃果「ちょっとー!開けてくださ」ガサ

穂乃果「あれ?…ドアに何か貼ってある…」

ことり「矢澤にこ…数学」

海未「採点済みのテストの回答用紙ですね…」

穂乃果「25点…うわぁ、赤点だ」

海未「人のこと言えるのですか?」

ガチャ

穂乃果「わぁ!?」

にこ「なんであんたらが持ってんのよ!寄越しなさい!」バッ

凛「ドアに貼ってあったにゃ」

真姫「自分でやったんじゃないんですか?」

にこ「んなわけないでしょ!あんたらの仕業じゃないの!?」

花陽「あんなひどいテストを自分で貼る人なんていないですよね…」

ことり「うん…恥ずかしすぎるもんね…」

にこ「聞こえてるわよ!…ぐぬぬぬ」

海未「私たちは先輩のクラスも知りませんでしたし、それを手に入れる機会がありませんよ」

にこ「それもそうか…ったく、誰の嫌がらせよ!」プンプン

絵里(フフフ…まさか私の仕業とは誰も気づかないようね)

にこ「…で? あんたらはどーすんのよ。アイドル研究部に入る気あんの?」

ことほのうみまきりんぱな「えっ」

穂乃果「いいんですか…?」

にこ「私一人のままじゃ、いつ潰されてもおかしくないしね…あんたらが入るんだったらそれでいいわよ」

絵里「!」

海未「ありがとうございます!」

凛「じゃあ凛たち、これでちゃんとした部活動…?」
25: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:41:31.94 ID:Nn6tts8G.net
にこ「まったく…バカバカしくなったわ。あんなくだらないイタズラする奴がいて」

『なくなった…海未ちゃん、食べたでしょ!?』

にこ(…自分のしてることも、これと同じなんだって思ったら)

穂乃果「にこせんぱーい!」ギュ

にこ「うわ!?…こ、こらっ。くっつくんじゃないわよ!」

凛「にこせんぱーい♪」ギュー

にこ「あんたも離れなさいっての!」

絵里(想定外だわ…あれで矢澤にこの機嫌が悪くなって交渉決裂すればと思ったのに…)

絵里(奇策も成功しなければ、ただの愚策ね。次の手を考えなくちゃ…もっと意外性のある奇抜な方法を…)

希(いい“誤算”が生まれた…廻りだしたみたいやね。運命の輪が)

【部室】

にこ「ん?…誰か、わざわざお茶いれてくれたの?」

海未「私は知りませんが…」

ことり「私も淹れてないよ」

穂乃果「私でもないけど…全員分あるね」

真姫「そんなの別に誰でもいいじゃない」

花陽「そうだね。せっかくだから飲もうかな」

凛「いただきまーす♪」

ほのりん「」ブーッ

花陽「凛ちゃぁん…」ポタポタ

凛「ご、ごめんにゃ」

穂乃果「うえぇ…なにこれ、マズい…」

ことり「…これ、お茶じゃなくて…青汁?」

海未「ですね…健康的ではありますが…」

にこ「誰の仕業よ…まあ、飲める物ならいいけど」

花陽「変な物は入ってない…よね?」フキフキ

真姫「ええ。たぶんゴーヤーと、何か苦味のある葉物の野菜のミックスね」

絵里(一応驚いてはいるわね…でもまだ甘いわ!)
30: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:47:33.82 ID:Nn6tts8G.net
【屋上】

にこ「な、何よこれ!?」

ことり「雑巾…かな?」

海未(大量の雑巾が敷き詰められています…)

にこ「こんなんじゃ練習できないじゃない!誰の嫌がらせよ!?」

海未「ですが、雑巾が雨水を吸ってくれて…床があまり濡れていませんね」

穂乃果「ホントだ。これなら雑巾片付けて、乾いたモップか何かで拭いちゃえばすぐ練習できるよ♪」

真姫「よくわからないイタズラね…」

花陽「イタズラ…なのかなぁ?」

絵里(これも驚いてはいたから、一応成功かしら…でも、私の本当の奇策はこんなものではないわよ!)

【後日】

希「じゃあ、練習風景を撮らせてもらってもいい?」

海未「はい。私たちはいつも通りに練習しますので…」

\1、2、3、4…/

絵里「アン・ドゥ・トロワ!」クルクル

真姫「ちょっと止めて!」

希「う、うん」

穂乃果「あ、あのぉ…」

絵里「高坂さん…私に何の用?」キリッ

にこ「何の用?じゃないわよ。なんであんたがここにいるのよ!」

絵里「おかしなことを訊くのね…生徒会長が学校の屋上で踊ってはいけないと、そんな校則でもあったかしら?」

ことり「ない…と思いますけど。たぶん…」

凛「いま凛たちが練習してるんだから、邪魔しないでくださいよー」

絵里「別に、あなたたちの邪魔はしていないでしょう?」

にこ「気が散るのよ!それにカメラにもチラチラ映り込んでくるし…あんたはアイドル研究部じゃないんだから、私たちのビデオに映らないでくれる?」

絵里「その程度の集中力で、廃校を防げると思っているの?」

真姫「廃校を防ぐ気があるんだったら、生徒会長がこんなところで踊ってるヒマはないんじゃないですか?」

絵里「あなたは見えている事実だけにとらわれているのね…」フッ

真姫「ほかに何があるっていうのよ!いいから出てってください!」グイグイ

バタン
32: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:49:53.03 ID:Nn6tts8G.net
絵里(…追い出されてしまったわ)

絵里(でも、みんな戸惑っていたわね。フフフ…うまくいったわ!)

絵里(…次の作戦に移りましょう)トボトボ

【屋上】

海未「いったい何がしたかったんでしょう…生徒会長は」

希「さ、さあ…もうウチにもエリちの行動はわからんわ」

凛「もしかして…凛たちの仲間に入りたかったのかにゃ?」

にこ「んなわけないでしょ。邪魔しに来たのよ、どうせ」

花陽「でも…思ってたより、怖い人じゃないのかも」

穂乃果「そうだね。意外と面白い人なのかな…大きな箱に隠れて驚かしたり、ブルキナファソで部活申請OKとか…」

ことり「うん。なんか印象変わったよね。前はもっと厳しい感じがしてたけど…」

真姫「…ま、行動は意味不明だし、目的もよくわからないけど」

凛「悪い人じゃないよねー?」

希「そやね。それはウチが保証する」

【穂むら】

穂乃果「父は厨房で仕事中ですけど…たぶん撮らせてくれないと思いますよ?」

凛「企業秘密にゃ」

希「それは仕方ないけど、インタビューくらいなら応じてくれるかもしれないやん?」

穂乃果「まあ、一応行ってみますか…」

穂乃果「お父さーん。ちょっと入るよー?」ガチャ

絵里「今忙しいの。後にしてくれる?」コネコネ

穂乃果「あ、すみません…」パタン

のぞほのりん「んん!?」

ガチャ

絵里「もう…何度もなに?」コネコネ

穂乃果「な、なんで生徒会長が、うちの厨房に…」

希「エリち…何してるん?」

絵里「仕事に決まってるでしょう。ちょっとお手伝いさせてもらっているの」

ほの父「…」ウム

穂乃果「えぇ…なんでそんなことに…」
33: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:51:57.90 ID:Nn6tts8G.net
絵里「とにかく、今ここはダメよ。希、撮るならほかの場所にして」

希「う、うん…」

穂乃果(おかしい…絶対おかしいよ…作業はすごく真剣にやってくれてるみたいだけど)

凛「生徒会長さん、穂乃果先輩のお父さんと知り合いなんですかー?」

穂乃果「いや、うちに来たことないはずだけど…」

希「ウチにも全くわからんわ…」

絵里(フフフ…呆気にとられていたわね。大成功だわ)

ほの父「…」クイクイ

絵里「あ、すみません。…これですか?」

ほの父「…」コク

絵里「ぐるこーん。ぐるこーん♪」マゼマゼ

\パパラパッパパー/

絵里(一日お手伝いして、和菓子作りのスキルがちょっとだけ身についた!)ドヤァ

ほの父「…」ヨシ

【翌日・部室】

にこ「リーダーには誰が相応しいか…」

凛(にこ先輩の提案?で、μ'sのリーダーを誰にするか話し合うことになったにゃ)

にこ「…この条件をすべてそなえたメンバーとなると!」

絵里「仕方ないわね…不本意だけど、引き受けましょう」ガタ

にこ「ぬぁんでよ!あんたはメンバーじゃないでしょ!?」

穂乃果「っていうか、なんでいるんですか…」

真姫「イミワカンナイ…」

凛「生徒会長さん、μ'sに入ってくれるんですかー?」

ことほのうみにこまきぱな「えぇ!?」

にこ「な、なに言ってんのよ!」

絵里「…悪いけど、それはできないわ」

真姫「ヴェぇ…じゃあ何しに来たんですか…」

絵里「あなたたちの活動を認めるつもりはない。…でも、誰がリーダーに相応しいかは私も知っておく必要があるの」

海未「意味がわかりません…」

花陽「ま、まあ…とりあえず決めないと」
34: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/05(金) 23:58:29.38 ID:Nn6tts8G.net
ことり「私は穂乃果ちゃんでいいと思うけど…」

にこ「だm」
絵里「ダメよ。それでは今までと何も変わらない…そんなの全然ハラショーじゃないわ」

真姫「何なのよハラショーって!」

絵里「待って。今はまだそれを説明する時ではないわ。それより誰が決めたの?…リーダーは一人だなんて」

ことほのうみにこまきりんぱな「えっ」

絵里「μ'sのメンバーは七人…それなら七人全員にリーダーの資格はあるはず。そうよね?」

にこ「それは…まあそうだけど」

絵里「だったら、リーダーは少なくとも九人は必要よ」

にこ「は、はぁ?」

穂乃果「えっと…7ひく9で…つまりメンバーが…」

真姫「なんで七人グループなのにリーダーが九人いるのよ!もう、あなたがいるとややこしくなるだけだから出てってください!」グイグイ

バタン

絵里「…素人にしか見えない」キリッ

希「エリち…入りたいんやったらそう言えば?」

絵里「待って。入りたいというのはおかしな話よ」

希「へ?」

絵里「私は生徒会長。音ノ木坂では絶大な権限があるの。私はμ'sのリーダーよりも上の存在…つまりμ'sはすでに私の一部と言っても過言ではないのよ」

希「えぇ…もう意味がわからんよ…」

絵里「もう行きましょう。時間が勿体ないから」キリッ

スタスタ

希「そもそも何しに来たん…」

希(奇行を通り越して、エリちはおかしな人になってきてる気がする…)

\マーダマダマダマダコレカラ♪/

絵里「…何を言ったの?」

希「へ?…いや、ウチは別に何も…」

希(あの子らにいろいろおかしなこと言ったんはエリちのほうやんな)

絵里「そうね…直接訊いたほうが早いわね」ガタ

希「う、うん。そやね…」

希(わけわからん奇行ばっかりだけど、今のエリちは積極的にあの子らと関わろうとしてる)
35: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/06(土) 00:00:00.92 ID:+jAFbHWp.net
絵里「…希」

希「なに?」

絵里「あなたが行くのよ。あの子たちもそれを望んでる…」

希「いや、エリちでいいんやない?」

絵里「希だけに!」

希「?…あ、あー。望んでるんやね…アハハ」

絵里「ふふっ…なに言ってるのよ。希ったら」クスクス

希(いや、エリちが言ったダジャレやん…)

絵里「…さ、早く行ってあげて。私のことはいいから」

希(自分で行く気ないんやったら、なんで一度椅子から立ち上がったんやろ…)

凛「生徒会長さんに言われたこと?」

希「うん。まあエリちやし変なことばっかり言ってたと思うけど…何か役に立ったりした?」

凛「はい♪…この間、μ'sのリーダーのこと話し合ってたときに…」

『誰が決めたの?…リーダーは一人だなんて』
『七人全員にリーダーの資格はあるはず。そうよね?』

凛「そのあと穂乃果先輩が…」

『みんなが歌って、みんながセンター!』

凛「…って。だから生徒会長さんのおかげかなー♪」

希(またエリちの奇行がプラスの“誤算”に…運命の輪が繋がった)

絵里(希に奇策は必要なかったかしら?…でも敵を欺くには、まず味方からって言うものね)

花陽「ラブライブです!」

真姫「あの生徒会長が認め…いや、もうあの人の行動は理解できないわ。何をしてくるのか見当もつかない…」

絵里「心外ね。私はただ、あなたたちの邪魔をしたいだけよ」

にこ「あんた、なんでいつもいるのよ…つか、直球すぎ!」

凛「できれば凛たちの邪魔はしないでほしいにゃ…」

絵里「西木野さんのお母さんに相談してみたらいいんじゃないかしら?」

穂乃果「え?…ことりちゃんのお母さんじゃなく?」

海未「ええ、理事長に相談するならわかるのですけど…」

真姫「なんでうちのママが出てくるのよ!ラブライブに全然関係ないでしょ!?」

絵里「話してみればわかる…としか言えないわね。今は」

花陽(見当違いのデタラメ言ってるだけにも思えるけど…)
37: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/06(土) 00:02:32.74 ID:+jAFbHWp.net
凛(生徒会長さんの言うことが役に立つこともあるからにゃ…)

ことり「一応、お母さんにも話してみようよ」

【理事長室】

穂乃果「失礼します」

絵里「…やはり来たわね」クルッ

海未「えぇ…どうして理事長の椅子に生徒会長が…」

ことり「お母さんは…?」

理事長「絢瀬さん。もういいかしら?」

絵里「はい。ありがとうございました。一度座ってみたかったので」

にこ(…ま、気持ちはわからなくもないけど)

理事長「へー。ラブライブね…」

絵里「待ってください。理事長」

理事長「え?…いえ、まだ何も言ってないけど…」

絵里「ええ。ですが、ラブライブには私がエントリーします」

穂乃果「生徒会長さんがエントリーの手続きしてくれるんですか?」

にこ「邪魔したいだけとか言ってなかった?」

絵里「勘違いしないで。あなたたちではなく私がラブライブに出ると言っているの」

ことりじ「…」ポカーン
のぞほのうみ「え!?」
にこ「はぁ!?…なに言ってんのよ!ラブライブはスクールアイドルの全国大会よ!スクールアイドルでもないあんたには資格もないし、出場なんて──」

絵里「私だって高校生よ。スクールアイドルなら出場資格はあるはずでしょう?」

にこ「あ、あんた…」

海未「まさか、今からスクールアイドルを始めるつもりなのですか…?」

絵里「なに言ってるの。私がそんなこと…するわけないでしょう」

ことり「え? どういうこと…?」

穂乃果「もうやだ、この人…」

理事長「えーと…μ'sがエントリーでいいのよね?」

絵里「いいえ。私は反対です!もし廃校にならなければ、私が理事長と行く旅行の計画が白紙になってしまいます。それでもいいんですか!?」

希「理事長…?」

理事長「な、ないわよ。なに言ってるの絢瀬さん…」
38: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/06(土) 00:05:55.83 ID:+jAFbHWp.net
絵里「こんなことをしている間にも、廃校の危機は迫っているんですよ!?…失礼します」

希「ちょ…エリち!」パタン

にこ「あいつ廃校になってほしいのか、ほしくないのか…どっちなのよ」

理事長「ま、まあ…絢瀬さんも混乱してるんじゃないかしら」

ことり「お母さん…?」

理事長「ないわよ。本当にそんな予定は一切ないからね?」

【西木野邸】

真姫(一応、ママにもラブライブの件を話してみたけど…)

真姫ママ「なるほどね。…わかったわ」ニコ

真姫「…なにが?」

真姫ママ「うふふ。私も少しだけお手伝いするから、真姫ちゃんもお友達と一緒に頑張って♪」

真姫(手伝うって…何を?)

【音ノ木坂】

『勉強が疎かになってはいけません。誰か一人でも赤点を取るようなことがあれば──』

花陽「…7×4」

穂乃果「にじゅう…ろく?」

凛(赤点の心配がある凛たちは勉強しなきゃいけなくなったよ…)

にこ「あ、赤点なんか取っちゃダメよー?」

真姫「…25点さんもね」

にこ「うぐっ」

希(にこっちのテストの点数をみんな知ってるみたいや…)

凛「あ!白いごはんにゃー!」

真姫「…引っかかると思ってる?」チョップ

絵里「いたっ><」

真姫「ヴェぇ!?…な、なんで生徒会長が…」

絵里「出待ちよ」

真姫「いや、どこにも出てないんですけど…勝手に入ってこないでくださいよ」

花陽「おいしい♪」モグモグ

絵里「ごはんが炊けたから持ってきたの」

真姫「イミワカンナイ…って、凛は!?」
39: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/06(土) 00:09:26.08 ID:+jAFbHWp.net
絵里「私のかわりに亜里沙と一緒に帰ってもらうことにしたわ」

真姫「いつそんな話したのよ!っていうかアリサって誰!?」

ことり「寝ちゃダメだよ。穂乃果ちゃーん…」

穂乃果「えへへ。やわらかーい…」スリスリ

絵里「そうかしら?…ふふ」ナデナデ

海未「って、なんで生徒会長が膝枕してるんですか…穂乃果、起きてください!」

絵里「起こしちゃ可哀想よ。寝かせてあげましょう?」

海未「そんなことしていたら赤点は免れませんよ!邪魔しないでください…私は弓道部に行きますので」

絵里「あら…じゃあ二人きりね」クス

ことり「え?…私もいますけど…」

絵里「私はもう帰るから」

ことり「はあ」

絵里「あなたと帰るのよ。南さん」スッ

ことり「帰りません!そんなキメ顔で手を差しのべてもダメです」

絵里「炊きたてごはん」
ことり「いりません」

絵里「嘆かわしいことね…それでも日本人なの? ダンスで人を魅了したいんでしょう!?」

ことり「一番日本人っぽくない人に言われたくないです。あと、ごはんとダンスは関係ないですよね?」

絵里「待って。園田さん」

海未「なんですか…もう部活に行きたいんです。呼び戻さないでください」

絵里「味付け海苔もあるのよ。ほら」

海未「いりませんよ…」

絵里「やめて。別にあなたたちのためじゃないから…むしろ逆。私は海苔が嫌いだからあなたにあげようと思って…だから、今のこの状況は想定外。なくなるどころか、増えるなんて…でも私は認めない」

ことり(何が逆なんだろ…?)

海未「嫌いならどうして持ってるんですか。そんなもの…」

絵里「決まってるでしょう。お中元よ」

ことり「まだお中元には早いと思うんですけど…」

絵里「ええ。だから…去年のお中元よ」

海未「賞味期限切れてますよね。それ…」

絵里「私のやりたいこと…そんなもの」

ことり「遠い目をしてもダメですからね?」
40: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/06(土) 00:17:43.99 ID:+jAFbHWp.net
凛(アリサちゃんってどんな娘なのかにゃ…校門の前にいるって言ってたけど)

亜里沙「ふふふふふふふんふふーふーん♪」

凛(あの子かにゃ?…外国人っぽいし)

凛「ありさ…ちゃん?」

亜里沙「え…?」

凛(わあ、可愛い…!)

亜里沙「あーっ!あなたはμ'sの…えっと、ホライゾンザリガニさんですよね!?」

凛「どうしたらそんなに間違えられるにゃ…星空凛だよ!」

亜里沙「Извинте я ошиблася,не сердитесь!…Я из Россия,не понимаю Японски」

凛「いや、さっき普通に日本語話してたよね?」

亜里沙「えへへ」

凛「笑ってごまかしてもダメにゃ」

亜里沙「この動画、お姉ちゃんが撮ってくれたんです」

凛「何も訊いてないけど…穂乃果先輩たち三人だけだった頃の?」

亜里沙「はい。ファーストライブの…亜里沙、その頃から凛さんを応援してるんですよ♪」

凛「いや、凛はまだメンバーじゃなかったけど…」

亜里沙「穂乃果さんが大好きで♪」

凛「もう凛関係ないよね?」

亜里沙「あ、お姉ちゃん!」

絵里「亜里沙」ニコ

凛「生徒会長さん?」

絵里「…あなた」

凛(結局一緒に帰るんだ…凛、何のために亜里沙ちゃんを探しに来たのかわかんないにゃ)

絵里「何をしているの?…勉強しないといけないんでしょう?」

凛「いや、生徒会長さんが凛に亜里沙ちゃんと一緒に帰れって言ったんですよね?」

絵里「もういいから、飲み物でも買ってきて頂戴」

凛「なんで凛が…」

絵里「早くして」

凛「納得いかないにゃ…」タタッ
41: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/06(土) 00:19:51.75 ID:+jAFbHWp.net
凛「っと、お金もらってないですけど…」

絵里「ちょっと待って。亜里沙に渡しておくから」ゴソゴソ

絵里「はい、亜里沙。お金」チャリン

凛(亜里沙ちゃんと一緒に行けってことかにゃ)

亜里沙「うん。じゃあ行ってくるね」

絵里「亜里沙はいいのよ。星空さんが買ってきてくれるから」

凛「えぇ…凛はお金もらってないにゃ」

亜里沙「これを凛さんに渡せばいいの?」

絵里「それは亜里沙のお小遣いだから、渡さなくていいのよ」ナデナデ

亜里沙「えへへ。ありがとうお姉ちゃん♪」

凛「なんで凛が飲み物買いに行かされる上におごらないといけないの!?」

絵里「そんなこと言ってないでしょう。仕方ないわね…じゃあ、あなたにもあげるわよ。これで買ってきてくれる?」チャリン

凛「なんでちょっと渋々感出してるんですか…行ってきます」タタッ

凛(えーと…ラーメン、ラーメン…)チャリン

カラカラン

凛「あ、あれー?(…お金、すぐ出てきちゃったにゃ)」

凛「10円玉?(…違う!なにこれ、見たことないコイン…外国のお金?)」

タタタ

亜里沙「おかえりなさい♪」

絵里「早かったわね。何買ってきたの?」

凛「これじゃ何も買えないよー!これ、日本のお金じゃないですよね!?」

絵里「ロシアのコペイカ銅貨よ。どうして渡したときに確認しなかったの」

亜里沙「Вы правы…」

凛「こっちのセリフだよー!わざとなの!?」プンプン

亜里沙「お姉ちゃん。もう許してあげて」

絵里「そうね。誰にでも間違いはある…気にしなくていいわ」

凛「なんで凛のせいみたいになってるんですか!?」

絵里「それ、星空さんにあげるわ。お小遣い」ナデナデ

亜里沙「Хорошо♪」

凛「わあ…ありがとうございます…(こんなの貰っても使わないと思うにゃ)」
42: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/06(土) 00:22:23.10 ID:+jAFbHWp.net
絵里「おでん缶でいいから、買ってきてくれる?」

凛「だから、このお金じゃ買えないですよね!?」

絵里「そんな状態で学校の名前を背負って活動してほしくないの。…話はそれだけ」

凛「いきなり何の話ですか!?」

絵里「行きましょ。亜里沙」ニコ

亜里沙「うん…またね。凛さん」フリフリ

凛「はあ。またね…(凛、結局何のために来たんだろ…)」

希「凛ちゃーん?」

凛「え?…副会長さん?」

希「お勉強しないで帰るつもりやったん?」

凛「い、いや…あの、顔が怖いです…っていうか、その手は…」ヒヤアセ

希「お仕置きが必要やね?」

凛「逃げるが勝ちにゃ!」ダッ

希「あっ!逃げても無駄やからね!どうせ明日も会うんやし…」

スタコラサッサー

凛(いろいろあって、まともに勉強できないまま数日後…)

穂乃果「ダメだった…」ガクッ

凛「アハハ…凛も…」シクシク

にこ「なにやってんのよ!どーすんの!?」

理事長「仕方ないわね…追試があるから、次は赤点を取らないように。これが最後のチャンスですよ」

ほのりん「!」

※回想
『…追試を?』

真姫ママ「ええ。テストまであまり日数もないでしょう?…お勉強しても間に合わない可能性もあると思うの」

『そうね…特に穂乃果ちゃんの数学は絶望的かも』

真姫ママ「だから、あらかじめ追試を受けさせることも想定しておいてほしいんだけど…」

『わかったわ。できる限り対応しましょう』

真姫ママ「ありがとうリジー。優しいところは変わってないわね♪」

『そんなことないわよ///』
44: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/06(土) 00:24:52.69 ID:+jAFbHWp.net
【後日】

穂乃果「はぁ…なんとかぎりぎり回避できたよ…」

凛「凛は余裕だったにゃ!」ドヤァ

真姫「一度は赤点取ったくせに威張らないの」チョップ

凛「うぅ…蒸し返さないでよー><」

花陽「でも、まさかブルキナファソがテストに出るとは思わなかったね…」

凛「うん。調べておいてよかったにゃ♪」

真姫「…まあね」カミノケクルクル

希(なんだか、またいろいろエリちの奇行が役に立ったみたいや)

花陽「ラブライブ…!」

にこ「…ま、ここからが本当に険しい道だけど」

海未「今のところ、全国ランキング20位なんて遥か彼方ですからね…」

絵里「特訓よ!」

ことほのうみにこまきりんぱな「えっ」

希「エリち…協力してくれるん?」

絵里「まさか。私は自分のための特訓をすると言ったの」

にこ「なんでわざわざそんなこと言いに来たのよ。まぎらわしい…」

凛「一応訊くけど、何の特訓ですかー?」

絵里「…昨日、おでん缶のフタが上手に開けられなくてね。半開きのまま中身を取り出すのに苦労して、亜里沙にカッコ悪いところ見せちゃったから…」

※回想
絵里「ふう…こうやって缶切りで開けてしまえば大丈夫ね。ハラショー♪」

亜里沙「お姉ちゃん…」

絵里「どうしたの亜里沙?」

亜里沙「亜里沙は、あまり面白くなかったわ。なんでお姉ちゃん、こんなことしてるの?」

絵里「なんでって…亜里沙に早くおでんを食べさせてあげたいからよ」

亜里沙「私も、おでんは食べてみたいけど。でも…これがお姉ちゃんのやりたいこと?」

絵里「…嫌でしょう?自分の学校が廃校になったら」

穂乃果「それはそうですけど…おでん缶の話と関係ないですよね?」

絵里「自分が不器用なのはわかってる。でも…今更アイドルを始めようなんて、私が言えると思う?」

にこ「なんでちょっと泣いてんのよ…っていうか、あんた本当にアイドルやりたかったの?」
46: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/06(土) 00:27:39.56 ID:+jAFbHWp.net
絵里「なに言ってるの。私がそんなことするわけないでしょう」

真姫「イミワカンナイ…もう放っといて私たちだけで練習しましょうよ」

絵里「今度のオープンキャンパスには学校の存続が懸かっているの。もしできないっていうなら早めに言って。時間が勿体ないから」

凛「って、どういうことですかー?><」

ことり「あ、そういえばお母さんが言ってた。オープンキャンパスの結果次第で…」

のぞほのうみにこまきりんぱな「えぇ!?」

絵里「…もういいわ。私一人でも練習するから」スタスタ

真姫「いや、おでん缶のフタなんてどうでもいいでしょ!?私たちに協力してください!」

希(エリちの目的は相変わらず意味不明だけど、μ'sの特訓はしてくれるみたい)ホッ

穂乃果「絵里さん。μ'sに入ってください」

絵里「嫌よ。私は一人で踊りたいの」

凛「えぇ…」

にこ「ああ、もう!じゃあ希でいいわよ。μ'sに入って!」

希「じゃあって…まあいいけどね…」
47: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/08/06(土) 00:29:24.37 ID:+jAFbHWp.net
穂乃果「私たちは音ノ木坂学院が大好きです!」

希(オープンキャンパスではウチを加えた八人のμ'sと、それから…)

絵里「アン・ドゥ・トロワ!」クルクル

凛「絵里先輩、すごいにゃー!」

ゆきあり「Хорошо♪」

希(エリちが生徒会の後輩たちを巻き込んでバレエを披露して…μ'sのライブとともに大好評だった)

海未「まあ一応、廃校も回避できましたし…」

凛「よかった、よかったにゃ♪」

絵里「安心してる場合じゃないわよ。次はラブライブに出場するために順位を上げる方法を考えないと…」

にこ「あんたの考える方法なんて、嫌な予感しかしないんだけど…」

真姫「っていうか、協力してくれるならμ'sに入ればいいのに…」

絵里「言ったでしょう。μ'sは私の一部みたいなもの…だから私は最初からμ'sに入っているのよ」

ことほのうみにこまきりんぱな「えぇ!?」

ことり「そんなの初めて聞いたけど…」

凛「じゃあ、絵里先輩も凛たちの仲間!?」

絵里「もちろんよ。ハラショー♪」ニコ

穂乃果(やっぱり意味不明だけど、よかった…のかな?)

絵里「μ'sに入れば西木野さんの別荘にタダで泊まれるし、海辺で合宿しましょう!」

希「あぁ、それが目的やったん…」

真姫「勝手に決めないで!」



おわり
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『絵里「奇策でハラショー!」凛「生徒会長さん!?」』へのコメント

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