「全弾撃ち尽くす人」日付順記事一覧 (33件)

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3: 名無しで叶える物語(らっかせい) 2019/07/06(土) 23:37:54.23 ID:m9F0oM/l
鞠莉「それじゃ、行くわね」

曜「いってらっしゃい!鞠莉ちゃん!とっておきのサラダ、作っておくからね!」

鞠莉「愛してるわ」

曜「…ふえっ!?」

鞠莉「ふふっ、いってきまーす♪」

曜「い、いってらっしゃい…じゃなくて、待って!今なんて言ったの、鞠莉ちゃーん!」
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2: 名無しで叶える物語(らっかせい) 2019/06/30(日) 14:58:03.77 ID:6OJ13qoD
初めてコーヒーを飲んだのは、私がまだ幼かった頃。パパが飲んでいた、不思議な飲み物に憧れたのがきっかけだった。

飲み物といえばお茶やジュースだけだった私にとって、その黒くて不思議なにおいのする飲み物は、子供心に、とても特別なものに思えたんだ。

大好きなパパがよく飲んでいたからっていうのも、もちろんあると思うけどね。

子供には刺激が強すぎるっていうことで、親からは「パパのだから飲んじゃダメ」って言いつけられていたし、コーヒーを私の手が届くところに置いたままにすることもなかった。

だからある日、テーブルに残されたままの飲みかけのコーヒーを見つけたときは、心から「やった!」って思ったんだ。
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2: 名無しで叶える物語(らっかせい) 2019/06/22(土) 15:56:21.00 ID:WPHIiiA7
この季節の雨は気まぐれだ。

長雨がずっと続いていたかと思えば、突然やんだり。

蒸し暑くて夏を予感させたかと思えば、冷たい雨を降らせて肌寒かったりで。

体感天気予報が特技の私だけど、梅雨の時期は天気の方が一枚上手ってことがよくあるんだ。

鞠莉ちゃんと一緒に帰った、あの日もそうだった。
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3: 名無しで叶える物語(らっかせい) 2019/05/30(木) 22:27:50.30 ID:WEAWIMJ0
温泉旅館――

鞠莉「到着ー!」

曜「おっきい旅館!こんな凄いところ、よく予約取れたね!」

鞠莉「結構頑張ったのよ?コネ頼みと思われたくなくて、オハラの名前は使わなかったんだから」

曜「さすがだね。突然『この週末は温泉旅行に行く』って言うからびっくりしたけど、本当に実行しちゃうなんて」

鞠莉「言うでしょ、思い立ったが吉日って!こういうのは行きたいって思ったときに行かなきゃ、意味がないもの」

曜「あははっ、鞠莉ちゃんらしいや!」
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2: 名無しで叶える物語(らっかせい) 2019/05/17(金) 21:09:39.94 ID:8nnTk0AN
鞠莉「今度の土日、曜のご実家に?」

曜「うん!母の日にあわせて帰ろうかなって思ってて。お正月以来だし」

鞠莉「連休中は色々と忙しくて、結局帰省できなかったものね」

曜「我が家では、母の日は日頃の感謝を込めて、家族みんなでちょっとしたパーティみたいなことをするんだ!」

鞠莉「それは素敵ね。ぜひお母様にありがとうの気持ちを伝えてあげて。私のことは大丈夫だから」

曜「あー、実はそのことなんだけどね」

鞠莉「ん?」

曜「鞠莉ちゃんも一緒に行かない?」

鞠莉「えっ?」
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2: 名無しで叶える物語(らっかせい) 2019/04/28(日) 06:31:06.78 ID:0Pyi3gCb
鞠莉「この前始まったばかりと思えば、あっという間に4月も終盤」

鞠莉「すっかり桜の花も散ってしまったけど…青々とした葉桜も、この時期ならではで好きなのよね」

曜「まーりちゃんっ!」

鞠莉「曜、おはよう!」

曜「おはヨーソロー!渡辺曜、今日も元気いっぱいに参上であります!」

鞠莉「うふふっ。今日は朝から随分とハイテンションね」
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2: 名無しで叶える物語(らっかせい) 2019/03/30(土) 07:22:00.51 ID:cSfRkwr3
鞠莉「おはよう、曜」

曜「おはよう、鞠莉ちゃん!今日も寒いねー」

鞠莉「手袋、マフラーにニット帽。今日はかなりの重装備ね」

曜「寒いからね!」

鞠莉「モコモコしてて、まるでうちっちーみたい。ふふっ、曜は冬が似合うわね」

曜「え、そう?」

鞠莉「意外?」
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2: 名無しで叶える物語(らっかせい) 2019/02/02(土) 06:14:27.65 ID:1Qywf5TG
鞠莉「ぷぁっ…」

キスの終わり際は、いつも間の抜けた声が出てしまう。

蕩けきった後だから仕方ないって思うことにしてるけど…やっぱりカッコ悪い。

曜「そんなこと気にしなくてもいいのに」

キスの相手、曜は笑って答えた。

鞠莉「気になるのよ。やっぱりカッコよくありたいじゃない」

曜「そうなの?」

鞠莉「曜の前では、特にね」
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2: 名無しで叶える物語(らっかせい) 2019/01/12(土) 07:17:51.09 ID:T7+7EcKA
元日

鞠莉「年が明けて急に寒くなったわね。でもせっかくのお正月、そしてダイヤの誕生日。晴れてくれてよかったわ」

曜『明日の天気?うーむ…大丈夫、きっと晴れるよ!』

鞠莉「曜の予報のおかげかもね。あの寒がりさん、この寒さは大丈夫なのかしら」

曜「おーいっ!鞠莉ちゃーん!」

鞠莉「あら。ふふっ、噂をすれば」

曜「よっと、到着っ!」

鞠莉「走ると危ないわよ」

曜「えへへっ。鞠莉ちゃん、あけましておめでシャイニー!」

鞠莉「あけましておめでヨーソロー!」
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4: 名無しで叶える物語(玉音放送) 2018/12/31(月) 07:27:04.56 ID:YmAVVG4G
冬休み、理事長室

鞠莉「――これでよし、と。来年の準備は済ませたし、書類の整理も完了。後はゴミを捨てて全部終わり。いよいよ大詰めね。ふぅ…」

鞠莉「…まだ4時半だっていうのに、もう日が暮れはじめてる。明るいうちに帰るためにも、最後のもうひと頑張り――」

コンコン

鞠莉「!」ビクッ

コンコン

鞠莉(ノックされた…今日は私以外、校内には誰もいないはずなのに…)

鞠莉(いったい誰が――)グッ
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